奈良県の概要
日本で最も長い歴史を有する地域であり、世界的に名を知られた古都・奈良県。弥生〜古墳時代のころから、しばしば歴史の舞台に登場。飛鳥文化や天平文化など、その後の日本文明の根幹を生みだし続けた地です。東大寺や法隆寺は、社会科の授業でもすっかりおなじみですね。
奈良県は、観光地が点在する盆地地域と、十津川などの奥地山間部にわかれます。県内には、私鉄としては日本一の路線網をほこる近畿日本鉄道や、名阪国道が縦横に走っており、名古屋と大阪をつなぐ第二の幹線として重要な地位をしめています。奈良ルートの移動は、東海道線や名神高速を利用するよりも交通費が相対的に安くおさえられるため、長距離旅行者に人気があります。
また、奈良県の気候は、盆地であることもあり、夏冬や昼夜の寒暖の差が激しいのが特徴。季節の変化が明確であるため、桜や紅葉がきわめて美しいことでも有名です。この自然の美しさが、飛鳥や奈良・吉野といった名所の魅力を引きだすスパイスの役割を果たしてきたといえるでしょう。
いっぽう、大阪の食い倒れにたいして、奈良は「着倒れ」「建て倒れ」。奈良県民の性格は、とにかくおっとり・のんびりしている点が目立ちます。京都とは異なり、政治の表舞台から離れて1200年以上も経っているためか、古都の住人らしい温厚でつつましい性質が定着。芸能人では、加護亜衣や堂本剛、吹石一恵などが奈良出身です。やはり、どの人も柔らかいイメージが目立ちますね。